墓石について

お墓の大きさは大きければ良い、小さいお墓は悪いというものではありません。
死者への供養の心を込めて作られたか否かが大切です。

小さくとも、心のこもったお墓であれば、気に入った石種で、ご予算に応じてお作りになられることをおすすめします。
また、公的な霊園によっては建てられるお墓の大きさが指定されていることも多いので、区画の空き情報と合わせて大きさの規格を確認することも重要です。

失敗のないお墓建立のために、最低限の墓石の知識を持っていただきたい、石の種類、石の色、墓石の形、墓石の大きさなどを説明します。
実際にお墓を購入される際に参考にしてください。
何かご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

石の種類

当社で扱う墓石の多くは最高級のインド産黒御影石です。
高品質なインド産御影石は硬く、光沢を出すのに手間がかかりますが、一端、磨き上がるとその石の艶は長持ちします。同じ御影石でも、品質が悪く硬度の低い石は吸った水をはき出しにくい傾向があり、しみ込んだ水が凍って石を割ってしまうこともあります。
近年、特売品などで安く出回っている石の中には品質の良くないものも多く、一般の方には見分けがつきません。大事に守り続けていかなければならないお墓は、信頼の置ける石材店に依頼されることをおすすめします。


石の色

一般的には関東以西は白系統、以北は黒系統で多く建てられています。
伝統的にその地域で多く使われている色と言うものはありますが、黒はいけない、赤はいけない等という根拠はまったくありません。
現在は、豊富なデザインと共に色のバリエーションも増えており、好みに応じて個性的なお墓を建てられる方も多くなっておりますが、当社が所在する長野県中心地域は圧倒的に黒の御影石が主流派であり、選ばれるお客様が最も多い色です。


墓石の形

現在建立されている墓石は、大きく分けると三段型の和型とオルガン型の洋型に分類されます。三段型の墓石は、江戸時代中期頃より一般庶民が建てるようになったお墓の形です。その原型は五輪塔とも言われていますし、位牌を形どったものとも言われています。
当社でも伝統的な三段和型をはじめ、オリジナルデザイン墓石、公的霊園の規格サイズなど取り扱っております。お客様のご要望や事情に合わせて自由にお選びください。


墓石の大きさ

お墓の大きさは大きければ良い、小さいお墓は悪いというものではありません。死者への供養の心を込めて作られたか否かが大切です。小さくとも、心のこもったお墓であれば、気に入った石種で、ご予算に応じてお作りになられることをおすすめします。
また、公的な霊園によっては建てられるお墓の大きさが指定されていることも多いので、区画の空き情報と合わせて大きさの規格を確認することも重要です。