春日灯篭

おはようございます!スタッフの矢澤です。今日の中山は雪が薄っすらとかかっています。
本店の方面は雪はないとのことですが、同じ松本市内の中でも少しの標高の違いで気温や地温も変わるのだなぁと思いました。今日の雪もすぐに溶けてほしいです!

 

 春日型灯篭の紹介です。灯篭の基本となる春日型灯篭。上部の宝珠となるところは下から露盤・請花・宝珠の三層で請花は複弁の六枚花弁です。
笠は六角形で上部中央か角に向かって隆棟があります。火袋は六面、前後に火口があり近づいてよく見ますと正面から左に鹿・雲・後戸・三笠山・透かし・の順になる約束事の意味を含んだ造りとなっています。
中台は上部に六角形の受け壇が二段。側面に複弁の六枚花弁の請連華です。
柱は上・中・下部に節を浮き彫りにし節にそって子節をつけます。柱の下の地輪の花弁は12枚までつくることができます。全体にバランスのとれた形の良い灯篭です。

 外観の綺麗な型です。是非ご覧くださいませ。