中山展示場 花岡です。 今年は梅雨明けと同時に猛暑日が続き、日照が少なかった昨年
の夏と違い、肌を刺すような強い日射しの毎日です。
田近石材本店では新しいお墓が完成すると、お墓の側面に写真のようなステッカーを貼っ
て施主様にお引渡しいたします。このステッカーを言い換えれば、田近石材本店の”保証書”
です。安政元年(1854年)創業以来167年で培った技術に基づいた伝統と、頂いてきた信
用の証しです。
中山展示場 花岡です。今日は一日中曇りの、梅雨らしい天気でした。入山辺で現在工事中の現
場確認に行ってきました。 現場のすぐ近くに、「旧 霞山荘」という小さな看板を見つけ、幹線
道路を曲がって少し進んでみました。みなさん、松本にあった名旅館「霞山荘(かざんそう)」を
ご存知ですか?昭和天皇や貞明皇后の行幸啓をはじめ、各皇族方々にも愛された名門の旅館でし
た。大正モダニズムの雰囲気漂う和洋折衷の建物は、旅館廃業後もしばらく取り壊されずに建っ
ていて、何度もその外観を見に行ったものでした。建物は20年以上前に取り壊され、玄関ロータ
リーにあった記念碑が、霞山荘の解説看板とともに安置されていました。
中山展示場 花岡です。今日梅雨に入ったとの発表があったと、先ほどのニュースで知りました。
今年は、春は梅と桜が同じときに咲き、梅雨入りも例年より遅れた、天候不順な年です。
お客様の墓所での打ち合わせのため、松本市営 蟻ケ崎霊園に行ってきました。霊園の入口に
大きな記念碑があります。ずっとずっとずっと以前からその存在を知っていましたが、これが何
を記念して建立されたものなのかを知らずにいました。今回、改めて碑文を読むと、蟻ケ崎の霊
園入口から城山公園・アルプス公園方面に抜ける道路を改修した記念として昭和10年に建てられ
たものだということを、初めて知りました。さらに、碑文を撰び揮毫したのが、県歌「信濃の国」
の作詞をした 浅井 冽 博士であることも知りました。ちょっとした発見でした。 戻り際、碑石
の裏を見てみたら、この記念碑建立の寄付者のなかに私の曾祖父の名があり、ビックリしました。
早速、この墓地に眠る曽祖父の墓参りをして、中山に戻りました。
中山展示場 花岡です。今日の最高気温も27℃です。いよいよ夏日が連続するようになりました。
真夏日も間もなくですね。草刈りなど農作業が忙しい時期ですので、熱中症にもご注意を。
週末 親類の家に行ったときに、同じ町内の 岡宮神社 を久しぶりに訪れました。私が通った幼
稚園にも近く、幼い頃はよく境内で遊んだ、思い出深い神社です。拝殿前には、当店が大正時代
にお造りした狛犬がお座りになっています。岡宮神社の狛犬も、鬣(たてがみ)に特徴のある「松
本式狛犬」として、マニアにとって有名な狛犬です。幼いころから馴染み深い狛犬ですが、改め
て狛犬を細かく拝見したところ、台座に刻まれた奉献者のなかに、私の曽祖父の名がありました。
さらに社域を観察すると、玉垣や奉燈・記念碑にも曾祖父と祖父の名が刻まれていて、感慨深い
ものがありました。石に刻まれた文字は、自分と先祖の100年の時間の隔てを繋げてくれました。
中山展示場 花岡です。早いもので今日から6月、衣替えの日となりました。「梅雨入りが早ま
りそう」という噂に反して、未だ梅雨に入っていない今日も陽射しが眩しい晴天夏日です。
先日のブログで惣社 伊和神社の狛犬をご紹介しましたが、お客様のお宅にお邪魔した際、
近くに「須々岐水神社」があるのを思い出し、お参りしてきました。境内には、昭和天皇御即
位大典記念に昭和3年に建立された狛犬が鎮座されていました。 伊和神社の狛犬同様、当店が
お造りした狛犬ですが、こちらの狛犬は90年以上の長い時間を鎮守の森にいらっしゃいます。
これから、お客様のお宅訪問や現場確認の折に当店施工の狛犬をご紹介したいと思います。
中山展示場 花岡です。今日も青空が拡がっています。風がいい感じにそよいで、気持ちの良
い朝です。午後は夏日になる予想ですので、いよいよ熱中症にもきをつけなくてはいけない時
季に入りました。
私の自宅の近くに「惣社 伊和神社」があります。境内には松本市天然記念物に指定されて
いる欅の大木が何本も根を張り、大きな枝からの木漏れ日が神秘的なお社です。毎日の犬の散
歩をしながら、ふと拝殿前の狛犬の裏側に目が行きました。石工として、田近石材本店の先代
四代目 田近 進の名が刻んでありました。このホームページでご紹介している神社の狛犬より
は新しい、40年ほど以前にお造りした狛犬ですが、古いお社に溶け込み、静寂のなかに堂々と
鎮座ましましていました。