中山展示場 花岡です。早いもので、6月も残り1週間を切りました。梅雨入りが遅れた今年
の6月ですが、台風5号が発生して荒れ模様になりそうなこの週末です。昨年のような大きな
災害のないことを祈るばかりです。
開催中の 田近石材本店 中山展示場 決算商談会も今月いっぱいとなりました。中山展
示場に展示中の豊富な墓石を特別にご奉仕する商談会に、どうぞご来店ください。
中山展示場 花岡です。今日は一日中曇りの、梅雨らしい天気でした。入山辺で現在工事中の現
場確認に行ってきました。 現場のすぐ近くに、「旧 霞山荘」という小さな看板を見つけ、幹線
道路を曲がって少し進んでみました。みなさん、松本にあった名旅館「霞山荘(かざんそう)」を
ご存知ですか?昭和天皇や貞明皇后の行幸啓をはじめ、各皇族方々にも愛された名門の旅館でし
た。大正モダニズムの雰囲気漂う和洋折衷の建物は、旅館廃業後もしばらく取り壊されずに建っ
ていて、何度もその外観を見に行ったものでした。建物は20年以上前に取り壊され、玄関ロータ
リーにあった記念碑が、霞山荘の解説看板とともに安置されていました。
中山展示場 花岡です。今日梅雨に入ったとの発表があったと、先ほどのニュースで知りました。
今年は、春は梅と桜が同じときに咲き、梅雨入りも例年より遅れた、天候不順な年です。
お客様の墓所での打ち合わせのため、松本市営 蟻ケ崎霊園に行ってきました。霊園の入口に
大きな記念碑があります。ずっとずっとずっと以前からその存在を知っていましたが、これが何
を記念して建立されたものなのかを知らずにいました。今回、改めて碑文を読むと、蟻ケ崎の霊
園入口から城山公園・アルプス公園方面に抜ける道路を改修した記念として昭和10年に建てられ
たものだということを、初めて知りました。さらに、碑文を撰び揮毫したのが、県歌「信濃の国」
の作詞をした 浅井 冽 博士であることも知りました。ちょっとした発見でした。 戻り際、碑石
の裏を見てみたら、この記念碑建立の寄付者のなかに私の曾祖父の名があり、ビックリしました。
早速、この墓地に眠る曽祖父の墓参りをして、中山に戻りました。
中山展示場 花岡です。今日の最高気温も27℃です。いよいよ夏日が連続するようになりました。
真夏日も間もなくですね。草刈りなど農作業が忙しい時期ですので、熱中症にもご注意を。
週末 親類の家に行ったときに、同じ町内の 岡宮神社 を久しぶりに訪れました。私が通った幼
稚園にも近く、幼い頃はよく境内で遊んだ、思い出深い神社です。拝殿前には、当店が大正時代
にお造りした狛犬がお座りになっています。岡宮神社の狛犬も、鬣(たてがみ)に特徴のある「松
本式狛犬」として、マニアにとって有名な狛犬です。幼いころから馴染み深い狛犬ですが、改め
て狛犬を細かく拝見したところ、台座に刻まれた奉献者のなかに、私の曽祖父の名がありました。
さらに社域を観察すると、玉垣や奉燈・記念碑にも曾祖父と祖父の名が刻まれていて、感慨深い
ものがありました。石に刻まれた文字は、自分と先祖の100年の時間の隔てを繋げてくれました。
中山展示場 花岡です。早いもので今日から6月、衣替えの日となりました。「梅雨入りが早ま
りそう」という噂に反して、未だ梅雨に入っていない今日も陽射しが眩しい晴天夏日です。
先日のブログで惣社 伊和神社の狛犬をご紹介しましたが、お客様のお宅にお邪魔した際、
近くに「須々岐水神社」があるのを思い出し、お参りしてきました。境内には、昭和天皇御即
位大典記念に昭和3年に建立された狛犬が鎮座されていました。 伊和神社の狛犬同様、当店が
お造りした狛犬ですが、こちらの狛犬は90年以上の長い時間を鎮守の森にいらっしゃいます。
これから、お客様のお宅訪問や現場確認の折に当店施工の狛犬をご紹介したいと思います。
中山展示場 花岡です。今日も青空が拡がっています。風がいい感じにそよいで、気持ちの良
い朝です。午後は夏日になる予想ですので、いよいよ熱中症にもきをつけなくてはいけない時
季に入りました。
私の自宅の近くに「惣社 伊和神社」があります。境内には松本市天然記念物に指定されて
いる欅の大木が何本も根を張り、大きな枝からの木漏れ日が神秘的なお社です。毎日の犬の散
歩をしながら、ふと拝殿前の狛犬の裏側に目が行きました。石工として、田近石材本店の先代
四代目 田近 進の名が刻んでありました。このホームページでご紹介している神社の狛犬より
は新しい、40年ほど以前にお造りした狛犬ですが、古いお社に溶け込み、静寂のなかに堂々と
鎮座ましましていました。
こんにちは。中山展示場の藤澤です。
今日は雨降りですね。
予報では一日中雨とのこと。
気分が上がりません・・・。。
さて、今日はお墓の石にどうやって文字を彫るのか・・・ということを少しご紹介させていただきます。
今回ご紹介するのは、既存のお墓や、墓誌に新たに文字を彫る場合。
ご依頼いただいたお客様と、彫る文字の内容や期日(大体は御法要日まで)の打ち合わせをしてから、現場の確認をし、実際に彫る文字の実寸大を専用のソフトで作成致します。
文字の内容や彫る位置に間違えがあると、一度彫ってしまったものは彫り直しができないため、そういったことを防ぐためにも、お作りした文字の内容をお客様にしっかりご確認頂いたうえで、実際に職人が現場にて彫りの作業をさせていただきます。
現場ではまず職人が、作成した文字や、文字の作成にあたり事前に取った拓本などを元に、彫る位置を正確に指金で測り位置決めをします。
位置が決まったら、印刷した文字にカッターで切り目を入れたゴムシートを石に張り付けていきます。
予め入っている切り目にそっても文字を抜いていきます。周りを養生テープでしっかり養生してから、先ほど抜いた文字の部分をこのように専用の機械で慎重に彫り進めていきます。
彫り終わるとこのようになります。
彫れました。完成です。
ザッとこのような流れで文字彫りを行います。
今日の様に雨の日などは石が濡れていたり、外作業ということで現場に入れません。
天候に大きく左右される作業ではありますが、期日までに必ず仕上げられるようしっかり予定を組んで行っております。
そういったことなど含めまして、余裕を持って、だいだい期日の一ヶ月前までにはご注文いただけるようお願いしております。
さてさて・・この雨、個人的に明日までにはやんでくれれば・・と思っておりま す。。( ;∀;)
藤澤でした。
田近石材本店は、創業以来165年の松本平最古創業の石材店として多くのお客様にご愛顧を
いただいて参りました。また、松本平唯一の「全優石 認定店」でもあります。
早いもので、3月1日より催されている 「全優石 お客様感謝フェア」が、ご好評のうちに
開催期間の折り返しになりました。7月31日(土)までの開催期間中、当社にて墓石ご契約のお
客様に、1等賞品が10万円分のギフト旅行券などが当たる抽選ハガキを進呈する、全優石恒例
”年1回のビッグチャンス”です。この機会をお見逃しなく‼
また、5月20日(木)より田近石材本店 中山展示場において、展示中の墓石をお買い得に
ご提供する「田近石材本店 決算大商談会」を開催いたします。こちらもご期待ください。
こんにちは。
中山展示場の藤澤です。
皆さん、「尺貫法」ってご存じですか?
皆さんが何かのサイズを測るとき、ほとんどの方はメートル法をお使いになるかと思いますが(m・㎝・mm)、石屋では全てのサイズを「尺貫法」という方法で測っています。
「尺貫法」とは、尺・寸・分・厘(しゃく・すん・ぶ・りん)で長さを測るもので、一尺=30.3㎝、一分=3.03㎝・・・となります。
この方法で測ると、例えば身近なものでいくとA4のコピー用紙。これを縦長に見た場合の横(短いほう)のサイズはメートル法では約21㎝ですが、尺貫法では約6寸9分ということになります。
私たち石屋では、日々このように「尺貫法」を用いて作業しています。
余談ですがこの「尺貫法」、実は石屋だけでなく大工さんや、意外にもスーパーの品棚のサイズでも使われているそうですよ。